世界一「ワキガ」が少ない国は、韓国
今回の相談者は、主婦の令子。48歳。
今、令子が知りたいことは、「ワキガの多い国、少ない国」について
ニー博士、日本人はワキガが少ないってのは、分かったんだけど、世界的にみると、どうなのかしら?
目次
クイズ!「ワキガが世界一少ない国は?」
じゃあ、ここでクイズ!
世界一、ワキガが少ない国は、アジアの中にある。
次のうち、どれか分かるかな?
A台湾 B韓国 Cモンゴル
ここは、直感でいくわよ!
「B韓国」
凄い!
正解じゃ。
韓国人が世界で1番ワキガが少ないという調査結果があるんだよ。
世界的にみると、アジアは全体的に体臭があまりしない。
これは、2つの汗腺のうち、アポクリン腺が少ないってことになる。
国によって、体臭の強さの違いは、この汗腺の違いによるものなんじゃ。
韓国の人は、デオドラントって必要なさそうね。
じゃあ、逆に、一番体臭が強い国はどこかしら?
一位は、アフリカ系アメリカ人のようじゃ。
これは、英国ブリストル(Bristol)大学が、イギリス人6,495人を対象に調査した結果なんだが「ABCC11遺伝子(ABC輸送体遺伝子)」の分布が、体臭に影響を与えると明らかにしたんじゃ。
どういうことかしら?
ABCC11遺伝子というのは「G対立遺伝子」と「A対立遺伝子」に分かれるんだが、そのうちのG遺伝子を持つ人は、ワキのニオイが強いタイプ。
つまり、アポクリン腺が活発なタイプという結論を出した。
すなわち、G遺伝子を持っているほど体臭が強く、A遺伝子を持っている人は、あまりニオイがしないという研究結果のようじゃ。
整理すると「G遺伝子」は、アフリカ人が一番多くて、一番少ないのが韓国ってことね。
その通り。
体臭の少ない「AAタイプ遺伝子」の割合でみると、アフリカ系米国人は0%、サハラ砂漠一帯に住むアフリカ人も0%、フランス系・ベネズエラ界白人は1.2%、ロシア人4.5%だったそうだ。
逆に多いのはアジアってことよね?
そうじゃな。
ベトナム人は53.6%、タイ国人は63.3%、日本人は69%、モンゴル人は75.9%、中国人は80.8%、韓国人は何と100%ということが分かった。
韓国人は、G遺伝子がほぼないとされていたんだが、この研究で、ワキのニオイが弱いことが証明されたんじゃ。
ニー博士の豆知識コーナー
韓国では、デオドラント商品が売れない?
日本だと、ドラッグストアだけじゃなく、コンビニにもずらりと並ぶデオドラント商品。
制汗スプレーや、ロールオン、殺菌・消臭を謳ったスプレーやシート、数えきれないほどの商品が売られておる。
最近では、男性向けの商品も種類が一気に増えて、デオドラント天国になりつつある。
でも、これがお隣の国、韓国では、デオドラント商品の需要が、あまりないようじゃ。
電車の中でも、オヤジ臭や、ワキガのニオイがしない?
韓国に旅行に行くと、電車に乗っても、バスに乗っても、人の体臭らしきニオイをしたことがないという話を聞いたことがある。
スーパーでもデオドラント商品はごく僅かな品揃えで、あまり需要がなさそうじゃ。
これは、アポクリン腺が世界一少ない国が故の現象じゃろう。
日本は、なぜデオドラント大国になったのか?
日本は世界的にみても、ワキガ率は少ないんだが、なぜここまでデオドラント商品が増えて、ニオイに敏感になったのか?
ワシなりに考えてみたんだが、「体臭がないのが当たり前」いう文化だから。が答えじゃないかのう。
だから、体臭が強いと目立ってしまう。それに、拍車をかけて、日本人の特徴である「変な目立ち方をしたくない」という意識も手伝って、ここまでデオドラント文化が根付いたと考えておるんじゃ。
まあ、人間はニオイはするのは当然だから、体臭は恥ずかしいことでも、何でもない。気にしすぎはよくないから、ほどほどにが一番じゃ。
【ニー博士開発】頭皮から足裏まで。全身に使えるデオドラント。
市販のデオドラント商品だとワキにしか使えない上に、化学物質で作られた殺菌剤が入っておるから、経皮吸収された後、体内に蓄積されてしまうんじゃ。
ワシが開発したのは、全身(頭皮、首まわり、耳裏、胸、ワキ、背中、デリケートゾーン、足裏)に使えて、しかも体に優しいアミノ酸成分で作ったから、敏感肌の人でも使うことができるぞ。
体にも服にも使えるから、アイディア次第で使い方は無限大じゃ(^▽^)/
詳しくは、この公式サイトで紹介しておるから、悩んでいる人は一度見てほしい。