「ワキガ菌」は、重曹で撃退できる

ワキガ菌重曹で撃退

今回の相談者は、主婦の令子。48歳。
今、令子が知りたいことは、「体を清潔に保つ方法」について

相談者ワキガ
令子

ニー博士、体臭が出ないようにするって、結局は体を清潔に保つってことよね?

シャワーと、お風呂、どっちがいいのかしら?

実は、シャワーを浴びで、体をこすったところで、ニオイ菌は残ってる可能性が高いんじゃ。

洗剤にもよるかもしれんが、あまり期待はできんのう。

令子

え?そうなの?

殺菌効果のあるボディソープで洗えば、十分だと思っていたわ。

もちろん、多少は落ちる。

ただ、ニオイ菌をリセットしたければ、お風呂にゆっくり浸かるのが一番じゃ。

令子

あの子、お風呂が嫌いなのよね~。

特に夏なんかは、暑いから入らないし、シャワーで済ませてるみたい。

そうかあ。

理想なのは、まずお風呂にゆっくり浸かって、皮脂や汚れを落とす。

その後に、体を洗うと効果的なんだけどな。

令子

お風呂に何か入れた方がいいのかしら?

お風呂に重曹3杯で、ワキガ菌を殺菌

そうそう。裏ワザがあった。

「重曹」じゃ。

重曹は知っておるか?最近は、掃除にも使ってたりする「ベーキングソーダ」のことじゃ。

令子

もちろん、知ってるわ。

家にあるもの。

重曹は「弱アルカリ性」なんだが、汗やニオイの元になってる「酸性」の成分を中和させて、ニオイを抑える効果がある。

ワキガ菌は、アルカリ性なんだが、重曹のアルカリ性を重ねると、菌の繁殖を抑える殺菌効果があるんじゃ。

令子

凄いじゃない!

掃除の時に重曹を使うのも、キッチンのシンクだとか、まな板の殺菌効果を期待しているんだよ。

あ、そうそう、一つ注意してほしいのは、肌に使う場合、掃除用の重曹じゃなくて、必ず、食品用の重曹を使うように。

令子

パンを焼く時、膨らまし粉として使うやつね。

お風呂に入れる場合、どれくらい入れたらいいのかしら?

お風呂にスプーン3杯くらいでいいぞ。

そうすると、皮脂だとか老廃物を綺麗に落としてくれる。

令子

お風呂以外にも、デオドラントとしても使えそうね!

手軽に作れる「重曹スプレー」

そうそう。

スプレーボトルに、食品用の重曹小さじ1杯と、水100mlで「重曹スプレー」の完成じゃ。

脇に直接かけて使うと、天然素材のデオドラントになる。重曹の殺菌効果がワキガの臭いを抑えてくれるぞ。

もし、肌荒れするようなことがあれば、すぐにやめて、お医者さんで診てもらうように。

令子

他にも使い方あるかしら?

仕上げは「重曹パック」で!

それと、お風呂の後に、重曹パックをするのもおススメじゃ。

食品用の重曹と水を合わせて、ペースト状にしたものを、脇に塗ってパックするだけ。

5分くらいそのままにしておくと、菌の繁殖を抑えてくれる。

令子

ニー博士、ありがとう。早速試してみるわ。

ニー博士の豆知識コーナー

1分で分かる「重曹って何?」

食品用の「重曹」と「ベーキングパウダー」は違う

パンやお菓子を作る時に使う「ベーキングパウダー」と「重曹」って実は入っているものが少し違うんじゃ。

その違いは「色」が関係しているんだが、白いお菓子にしたい場合は、「ベーキングパウダー」、茶色にしたい場合は「重曹」って使い分けをしているだけなんじゃ。どちらもベースは重曹が入っておる。

茶色のお菓子「どら焼き」「温泉まんじゅう」は「重曹」

重曹は99%炭酸水素ナトリウムで出来ていて、加熱したり、酸性の液体と混ざると、炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と水と二酸化炭素(炭酸ガス)に分解される。

この炭酸ガスが、生地をふくらませる役割をするんじゃ。

ただ、重曹を使うと生地が黄色っぽくなったり、独特の苦味が出るから、色や味の濃い「どら焼き」や「まんじゅう」なんかは「重曹」を使って作る。

洋菓子は「ベーキングパウダー」

ベーキングパウダーは、色や味への影響が少なくなるように、あるものを加えて、少量の重曹で効率よく炭酸ガスが発生するようにしたものなんじゃ。

成分の構成は、第一リン酸カルシウムが42%、炭酸水素ナトリウムが32%、コーンスターチが26%。

炭酸水素ナトリウムは、炭酸ガスを発生させる役割。

第一リン酸カルシウムは、炭酸水素ナトリウムと反応してガスを発生させて、生地がアルカリ性になるのを防ぐ役割。

コーンスターチは、保管中に炭酸水素ナトリウムと、酸性剤が反応しないようにする役割なんじゃ。


【ニー博士開発】頭皮から足裏まで。全身に使えるデオドラント。

市販のデオドラント商品だとワキにしか使えない上に、化学物質で作られた殺菌剤が入っておるから、経皮吸収された後、体内に蓄積されてしまうんじゃ。
ワシが開発したのは、全身(頭皮、首まわり、耳裏、胸、ワキ、背中、デリケートゾーン、足裏)に使えて、しかも体に優しいアミノ酸成分で作ったから、敏感肌の人でも使うことができるぞ。
体にも服にも使えるから、アイディア次第で使い方は無限大じゃ(^▽^)/

詳しくは、この公式サイトで紹介しておるから、悩んでいる人は一度見てほしい。