口臭を解決する「歯ブラシ」の選び方

口臭は気にするのに、歯の磨き方はあまり気にしない人って、意外と多いんじゃ。口の中でニオイが生まれているのに、マウスウォッシュで一時的に消して、解決したと満足しているようじゃいかんぞう。

しっかり、毎日歯磨きをしている人でも、実は歯ブラシの選び方が間違っていると、口臭に繋がったりするんじゃ。

歯の構造は、複雑な形をしているから、歯ブラシも1種類だけだと、なかなか綺麗に食べかすを掃除することは難しい。食べかすが歯の間や、歯周ポケットに残るから口臭が生まれてしまうんだよ。

ここでは、口臭を解決する「歯ブラシ」の選び方について、歯ブラシの種類から説明しているから、しっかりと基本から勉強するといいぞ。

ぜひ、あなたの口臭対策の参考にしてほしい。

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今回の相談者
OLの静香。２８歳仕事大好きキャリアウーマン。

今、静香が気にしていることは、「私の口、もしかして匂う？」

ニー博士の豆知識コーナー

１つ目は「基本の歯ブラシ」

３列の植毛がされている一般的な歯ブラシのことじゃ。

ヘッドの長さが２タイプあって、①長目　②短目　用途に応じて使い分けができる。

①の長目は、毛先を歯に垂直にあてゴシゴシと使いがちなんだが、意外と磨き残しがあったり、歯茎を傷つけている場合もある。

ヘッドを、歯の面にしっかりとあて、汚れをちゃんと落とせているか確かめながら磨くのがコツじゃ。

②の短目は、歯の根元や、歯と歯の隙間をきちんと磨くのに適している。ヘッドが小さい分、歯を一本一本磨くのには時間がかかってしまうから、長目の歯ブラシと使い分けするといいぞ。

２つ目は「補助的役割の歯ブラシ」

歯の形は複雑だから、食べかすが隙間に入り込みやすい構造をしておる。

だから、磨きにくい箇所は補助の歯ブラシを使って、綺麗に食べかすを取り除いてあげる必要があるんじゃ。

① デンタルフロス
日本人にはあまり馴染みがないかもしれんが、歯と歯の隙間にはさまった食べかすを、掃除する時に使うものじゃ。

デンタルフロスの糸を歯ブラシ２本ぐらいの長さで切って、両手で両端をピーンと引っ張りながら、歯と歯の間に通す。フロスを歯に擦りつけながら、上下させたりして、食べかすをかきだす。

「糸タイプ」のほかに、既に糸がセットされて片手で使いやすい「ホルダータイプ」もあるぞ。

②歯間ブラシ　
歯と歯の間が、広い場合に使うものなんじゃ、棒の先端についた小さなブラシで、歯と歯の間に詰まった食べかすをかきだす時に使う。

③タフトブラシ　
歯ブラシの毛先が、鉛筆みたいに尖がっていて、歯ブラシの「面」が入りにくい箇所に、堅めの毛先で「点」で歯をブラッシングするイメージで使うものなんじゃ。

ギザギザしていたり、凹凸があったりする箇所を綺麗にするのに、大活躍するぞ。 歯磨きも部屋を掃除するように、隅々まで綺麗にする意識を持つといいかもしれんのう。

歯ブラシを選ぶポイント

① 柔らかすぎず、硬すぎず
柔らかい歯ブラシは、汚れが取りにくいのと、歯茎にも刺激が少ないから、引き締まった歯肉を保ちにくいということもある。

歯茎を傷つけないようと毛が柔らかいものを選んでいる人も多いと思うが、歯ブラシが柔らかいと無理に力を入れ過ぎてしまうこともある。

だから、歯ブラシは、柔らかすぎず、堅すぎずがベストなんじゃ。どの程度の毛質が自分にあったものなのか色々と試すのもいいと思うぞ。

② ヘッドの大きさ
ヘッドが大きければ、大きい面積を早く磨けると勘違いしがちなんだが、磨き残しが多くなるから、まずはヘッドの小さいものから始めるのがおススメじゃ。

ヘッドが小さい分、奥歯までスムーズに届くから、奥歯の裏や歯周ポケットを集中して磨くことができる。

ヘッドの大きさもそうなんだが、植毛された形状も、平らなもの、ギザギザしているもの、長めと短めが合わさったもの、毛の形も用途にあったものを選ぶ必要がある。

これらは、すべて基本の歯ブラシになるから、毎日、自分の歯を一本一本意識しながら磨くことで、口臭を解決することができるぞ。

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