消臭の原理は、この3つだけ
今回の相談者は、サラリーマンの修二。51歳。
今、 修二 が知りたいことは、「加齢臭が消えるメカニズム」について
消臭剤の消臭メカニズムって、商品によって違うと思いますが、何種類くらいあるんですか?
目次
1つ目「吸着」
世の中の消臭剤には、空間用、人体用いろいろあるんだが、そのほとんどは、3つのどれかに当てはまるぞ。
まず1つ目「吸着」
これは、代表的なものとして、活性炭がある。表面積が大きいことを利用してニオイ分子を「吸着」させることによって消臭しているんじゃ。
活性炭では、表面からの引力によって、気体または液体の中の分子が、引きつけられることで「吸着」が起こるんじゃ。吸着した成分は、そのままのかたちで活性炭の中に残る。
実家の冷蔵庫に入ってましたよ。懐かしい!
2つ目「分解・除去」
2つ目は「分解・除去」
化学反応を起こすことによって、ニオイ成分を分子レベルで分解する方法なんだが、お茶に含まれるポリフェノールや、重曹、クエン酸にも化学的な消臭の働きを持っているものがある。
それと、「光触媒」のオゾンや、紫外線、酸化チタンを使ったニオイ分子の分解もある、これらはニオイ分子を除去しながら、ニオイを発生させる微生物を殺菌する効果もあるぞ。
紫外線がニオイを消すって、知らなかったなあ。
3つ目「マスキング」
3つ目は「マスキング」
これは、不快なニオイを、心地よい香りで、覆い隠すやり方なんだが「マスキング」と言うんじゃ。人間の嗅覚は、優先順位のようなものがあり、不快なニオイより、心地よいニオイを先に感知するので、消臭された感覚になっているだけなんじゃ。
市販されているものは、ニオイの元であるニオイ菌を殺菌しながら、香料でマスキングするものがほとんどかもしれんのう。
ニー博士の豆知識コーナー
ニオイ分子を吸着する「活性炭」が凄い
活性炭と聞くと、冷蔵庫だとか、靴箱に入れる「脱臭剤」をイメージすると思うが、あれは石炭だとか、ヤシ殻を原料として、高温でガスや薬品と反応させて作ったものなんじゃ。
微細孔といって、1ミリの100万分の1くらい小さい穴を持つ炭素のことなんじゃ。
この肉眼では見えないくらい小さい穴は、炭素内部に網目状になっていて、無数にあるから表面積が大きくなる。
想像しにくいと思うが、1グラム当たりの表面積は、300~500㎡くらいあるとも言われておる。この構造を利用してニオイ分子を「吸着」させて消臭しているって訳なんだよ。
浄水フィルターの「活性炭」の原理
浄水フィルターにも「活性炭」が使われたものがあるが、水を通すと、不純物が小さい穴に入って出られなくなる。
つまり不純物を吸着しているから、水がきれいになるって原理なんじゃ。活性炭は、一度吸着した成分は、そのままのかたちで活性炭の中に残る性質があるから、定期的に交換した方がいいのは、それが理由じゃ。
活性炭の凄さ、分かったかのう?
【ニー博士開発】頭皮から足裏まで。全身に使えるデオドラント。
市販のデオドラント商品だとワキにしか使えない上に、化学物質で作られた殺菌剤が入っておるから、経皮吸収された後、体内に蓄積されてしまうんじゃ。
ワシが開発したのは、全身(頭皮、首まわり、耳裏、胸、ワキ、背中、デリケートゾーン、足裏)に使えて、しかも体に優しいアミノ酸成分で作ったから、敏感肌の人でも使うことができるぞ。
体にも服にも使えるから、アイディア次第で使い方は無限大じゃ(^▽^)/
詳しくは、この公式サイトで紹介しておるから、悩んでいる人は一度見てほしい。