ゴシゴシ泡を立てても、無意味な理由

口臭ゴシゴシ磨きは無意味

今回の相談者
OLの静香。28歳仕事大好きキャリアウーマン。

今、静香が気にしていることは、「私の口、もしかして匂う?」

女性 不安

歯の磨き方って、人によって違いが出てきてしまっているのは、知っていたかのう?

ゴシゴシと泡を立てて歯を磨いている人、このパターンが一番多いと思う。

実はこれ、ほとんど磨けていないんじゃ。

あ、それ、私かも・・・

泡を立てて、ゴシゴシで満足してる?

泡を立てて歯を磨くと「ちゃんと歯を磨いた」と脳が判断してしまって、満足している人がほとんど。

実は、泡を立てることでちゃんと磨けていると錯覚しているだけなんじゃ。

それが「正しい歯の磨き方」をおごそかにしてしまっている理由のひとつ。

だから、オーラルケア、つまり口臭を防ぐ「歯」の磨き方を、しっかり理解してほしいんじゃ。

もしかすると「歯を磨く」という言い方自体が誤解を招いている原因かもしれん。

泡が立つように歯磨き粉をたっぷりつけて、ゴシゴシ磨いてました・・・

うーん、それは賛成できんのう。

どういうことかと言うと、磨いてほしいのは、歯の根元と歯茎の間の「歯周ポケット」なんだよ。

ここに食べかすが残ると、大人でも虫歯になってしまう。

特に年齢を重ねていくと、歯茎が下がってくるから、この歯周ポケットが大きくなってくる。

2mm以下のポケットなら問題はないんだが、深くなると汚れがたまりやすくなるから、ポケットの中をかき出すように磨くといいぞ。

ニー博士の豆知識コーナー

歯周ポケット「2mm以上」は、口臭の原因?

歯周ポケットって、聞いたことあると思うが、そのポケットの深さが口臭を生む原因になるんじゃ。

歯と歯茎の間って隙間がないように見えるんだが、実はわずかな隙間があって、その隙間の大きさによって、歯肉炎、歯周病といったように口臭に繋がる症状に変化していくんじゃ。

ポケットの深さは、健康な人は2mm以内、歯肉炎は2mm~4mm、歯周病は4mm以上が目安と言われておる。

重度の歯周病になると6mm以上のポケットができて、そこで菌が繁殖して、歯を支えている骨を溶かす。

最後には歯が抜ける。という状態になって、この時には口臭もものすごいことになっているんじゃ。

年齢を重ねると、徐々に歯茎が下がっていくのは、仕方がないことなんだが、歯周ポケットのケアをしっかりやらないと、老後には歯が全部抜け落ちてしまう。

そうならないために、正しい磨き方を理解して、早速今日から実践してみるといいぞ。

口臭を防げる「歯」の磨き方

前にも話をしたが、ゴシゴシと泡を立てて歯磨きをしても、あまり意味がない。

何のために歯磨きをするのか?その目的をしっかり理解して、正しく歯を磨けたら、きっと口臭も予防できると思うぞ。

◆歯磨きの目的

①食べカスをかき出す

②歯垢の除去

③歯肉のマッサージ

これが、歯磨きの目的なんだよ。歯の表面だけをゴシゴシ磨くことが目的じゃない。

◆正しい磨き方

①斜めにあてる

歯の根元と歯茎の間のポケット部分に対して、歯ブラシを斜めにあてる。そして、毛先をしっかりポケットにあてることがポイント。

② 小刻みにブラッシング

ここが重要なんだが、小刻みにブラッシングする。力を入れ過ぎず、弱めにしっかりと丁寧にがポイントじゃ。逆にゴシゴシ磨くのは歯茎を傷めてしまうから、絶対にやらないように。

③ 1本10秒

1本ずつ丁寧に、10秒くらい時間をかけてブラッシング。

④ 3分かける

磨き忘れがないように、歯の上と下、表と裏を1本ずつ丁寧に磨く。

⑤ 歯の隙間もケア

磨き忘れがないように、歯の上と下、表と裏を1本ずつ丁寧に磨く。

歯と歯の隙間は、歯間ブラシ、フロスを使って食べかすをかき出す。
これで歯磨きは完璧じゃ。

ピンク色の液体で「歯磨き診断」

ゴシゴシと音を立てて、泡まみれで磨いて満足しているそこの君!
口臭は、歯の磨き方が悪いと、悪化するから、自分のやり方が間違っていないかチェックすることをおススメするぞ。

歯医者さんに行くと、ピンク色をした液体を歯に付ける「歯磨き診断」をしてくれる。歯の磨けてない部分にピンクの液体がハッキリと残るから、自分の「歯磨きの傾向と対策」を知ることができるんじゃ。

検査では、歯科助手さんから、磨き忘れの箇所に対して、歯ブラシの当て方や、磨き方、一本づつ説明を受けながら、その場で磨いていく。だから「正しい磨き方」が身についているか?客観的に知ることができる。とてもいい経験になると思うぞ。

まずは、現状を知ることから始める。ダメなら改善するだけじゃ。
ピンク色の液体は、薬局でも売っているから、自分でチェックすることもできるぞ。


【ニー博士開発】頭皮から足裏まで。全身に使えるデオドラント。

市販のデオドラント商品だとワキにしか使えない上に、化学物質で作られた殺菌剤が入っておるから、経皮吸収された後、体内に蓄積されてしまうんじゃ。
ワシが開発したのは、全身(頭皮、首まわり、耳裏、胸、ワキ、背中、デリケートゾーン、足裏)に使えて、しかも体に優しいアミノ酸成分で作ったから、敏感肌の人でも使うことができるぞ。
体にも服にも使えるから、アイディア次第で使い方は無限大じゃ(^▽^)/

詳しくは、この公式サイトで紹介しておるから、悩んでいる人は一度見てほしい。