ワキガ「手術」汗腺を取り除く
今回の相談者は、主婦の令子。48歳。
今、令子が知りたいことは、「ワキのニオイ、治療で治る?」
目次
1分で分かる「ワキガ手術、汗腺を取り除く」
ニー博士、早速この前の続き、聞いてもいいかしら?
ワキガの治療を3つに分類した話だったな。
では、今日は、1つ目の「メスを入れて、汗腺を取り除く」という手術を分かりやすく説明しよう。
私でも分かるように話してネ! ニー博士!
メスを入れて、汗腺を取り除く手術
この手術は、保険が適用されるんじゃ。
最もスタンダードな治療法って言われておる。
手術時間は、片方で30分から1時間くらいかのう。
まず、局所麻酔をして、ワキの真ん中あたりに1か所から2ヵ所メスを入れる。
5センチから7センチくらい切り開いたら、皮膚の裏側をベロンってひっくり返すんじゃ。
あら、やだわ~。やっぱり、この手の話は苦手・・・。
あまり得意な人はおらんからのう。
皮膚をひっくり返して、汗腺がどこにあるのか確認する必要があるんじゃ。
医者が実際に目で見ながら、アポクリン腺とエクリン腺、そして皮脂腺も丁寧に取り除いていくんじゃ。 意外と原始的な方法じゃろ?
ほんと、そうねえ・・・
あの子、大丈夫かしら?
でも、これで汗腺の80%くらいを取り除くことができる。
しかも、再発の心配も少ないから、半永久的に効果が続くとも言われておる。
いくつかある治療法の中でもしっかりと治したい。という人向けと言われておるんだが、メスを入れることに抵抗がある人もいるから、メリット・デメリットを知って総合的に判断するといいぞ。
メスを入れて手術って聞くと怖くなるんだけど、効果を考えるといいわね~。
そうじゃのう。この手術は保険が適用されるから、コスト的にも比較的安くできるのもメリットじゃ。
手術の痕って、目立ったりするのかしら?
脇の下を切って、皮膚の裏側を薄くそぎ取るようなことをするから、脇の下が赤黒く変色することもまれにあるようじゃ。
半年~1年で治る人がほとんどのようだが、色素が沈着したままになるケースもまれにあると言われておる。
傷跡も同じことで、痕が残ることもまれにあるようだから、お医者さんとしっかり向き合って、不安がなくなるまで話し合うといい。
術後のこともしっかり考えないとダメね。
でもだいぶ理解できてきたわ。
2つ目の注射で汗を抑える方法って、どういう仕組みなのかしら?
メリット、デメリットをしっかり把握しておきたいの。
もちろん、いいぞ。
ただ、今日はもう疲れたから、また今度でいいかのう?
ニー博士の豆知識コーナー
1分で分かる「ワキガ手術のデメリット」
ワキガ手術のデメリット① 完治は難しい
手術をしたからと言って、完全に治るわけではないんじゃ。
なぜかと言うと、アポクリン腺を完璧に取り除くことが難しい。それが理由なんじゃよ。
医師が実際に目で見ながら汗腺を取り除いていくんだが、医師の技量にもよるところがかなり大きく、汗腺の量も個人差があり、手術結果も一律ではないんじゃ。
だから、手術したのに、しばらくするとまたニオイが・・・なんてこともよくあって、また手術を受ける。というケースも多い。
ワキガ手術のデメリット② 股間からニオイが?
ワキの汗腺を取り除くと、行き場をなくした汗が、股間や乳輪、ヘソ等のアポクリン腺から出るようになるケースがあるそうだ。
これは、人間の汗をかくという生理現象だから、仕方のないことかもしれない。
ワキガ手術のデメリット③ 手術痕が残る
医師の技量によるところが大きいが、稀に手術の痕が残るケースもあるようじゃ。
切開した部分が黒ずんでしまうこともあるようなんで、しっかりと医師と納得するまで話し合うことが大事なんじゃ。
【ニー博士開発】頭皮から足裏まで。全身に使えるデオドラント。
市販のデオドラント商品だとワキにしか使えない上に、化学物質で作られた殺菌剤が入っておるから、経皮吸収された後、体内に蓄積されてしまうんじゃ。
ワシが開発したのは、全身(頭皮、首まわり、耳裏、胸、ワキ、背中、デリケートゾーン、足裏)に使えて、しかも体に優しいアミノ酸成分で作ったから、敏感肌の人でも使うことができるぞ。
体にも服にも使えるから、アイディア次第で使い方は無限大じゃ(^▽^)/
詳しくは、この公式サイトで紹介しておるから、悩んでいる人は一度見てほしい。